この記事はディズニー関連ブログアドベントカレンダー2015に参加させていただいています。
さて、皆さんハッピーホリデー!今年もクリスマスがやってきました。東京ディズニーランドでは例年のようにいくつかのアトラクションがクリスマスバージョンになっています。ジングルベル・ジャンボリー、ホリデーナイトメアー、そして何よりべりーめr…ないじゃないですか!そうです、今年はイッツアスモールワールドのベリーメリーホリデーが行われていないんです。これでは十分なスモワを摂取できないまま新年を迎えることになってしまう…。
ご安心ください、皆さんがご自宅でスモワを楽しめるようにして差し上げましょう!
さて、イッツアスモールワールドと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
そうですね、これですね。 風船を持った子供たちが回りながら上がったり下がったりしています。今回は、これを自宅で簡単に楽しめるようにしましょう! この仕掛けは、子供たちが吊るされているワイヤの中心が回転の中心からずれていて、子供たちとは逆に回ることによって子供たちとの距離が変わり、ワイヤの長さが一定のままなので子供たちは上下するという仕組みになっています。今回は少し簡略化して作っていきます。
まずは材料を買ってきます。 円形板材大(今回は直径150mm、厚さ15mm)、円形板材小(今回は直径100mm、厚さ15mm)、棒材(今回は直径25mm)、L字金具×4、小ねじ(今回は4×50が1、4×30が4、4×20が4)を用意しましょう。 どこの家庭にもあるボール盤を使って材料に穴をあけていきます。
円形板材大の中心に棒材より2、3mm太い穴をあけ、周りには吊るす物の個数だけ4mmほどの穴をあけましょう。
円形板材小には、中心に棒材をあてがい、両端にL字金具を当てた時に穴に当たる部分と、その直線と垂直な線上の端から棒材の半径分だけ離れたところにに4mmの穴をあけましょう。
棒材は40mmと500mmに切り分け、40mmには断面の円の中心に5mmの穴、500mmには先ほどの円形板材小のL字金具の穴と合う場所と、そのL字金具の下に10mm+円形板材大の厚さだけ離れた場所にL字金具を当てた時の穴が合う場所に穴をあけましょう。 円形板材小に4×20mm小ねじでL字金具をつけます。逆向きに大きく飛び出すように4×50mm小ねじも固定しましょう。 40mmの棒材に吊るす物の個数だけの糸を固定します。私はセロテープを使いました。お好みで4×20丸座金などを使ってもいいと思います。糸はピンと張れるものがいいでしょう。タコ糸なら紙と一緒に買って2ペンスですね。 ここからはいよいよ組み立てです。まず、500mmの棒材を先ほど円形板材小に取り付けたL字金具に4×30mm小ねじで固定します。 その下に円形板材大を通し、さらにその下にL字金具を4×30mm小ねじで固定します。円形板材大とL字金具は接続しないので注意しましょう。 円形板材小から飛び出た4×50小ねじに40mm棒材を差し込み、糸を円形板材外側の穴に通します。 糸の先に吊るす物をつけたら完成です。今回はビー玉を使いました。
40mm棒材のハンドル自体を回転させながら円形板材小及び500mm棒材を逆向きに回転させ、円形板材大をハンドルと同じ方向に回転させるのがコツです。
また、糸が引っ掛かってうまく回らないときは円形板材小の角にやすりをかけるといいでしょう。
少々駆け足になってしまいましたがいかがでしたでしょうか。
次号ではピンバッジを判別するエッフェル塔を作っていきたいと思います。
※この度「週刊スモールワールドを作る」は休刊になりました。ご了承ください。
それでは皆さん素敵なクリスマスを!