ヴォナセーラ!こんばんは。
このブログはディズニー関連ブログ Advent Calendar 2019の12月8日の記事です。
また、2019年7月23日に東京ディズニーシーにオープンしましたソアリン:ファンタスティックフライトのキューラインなどの展示に言及いたします。
本編やプレショーには極力触れませんがネタバレが心配な方はご注意ください。
さて、ソアリン:ファンタスティック・フライトには、海外パークに既に存在したソアリンを東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに持ってくるにあたり、オリジナルのバックグラウンドストーリー(以下BGS)がこしらえられました。
それはポルト・パラディーゾに存在するファンタスティック・フライト・ミュージアムの2代目館長にしてS.E.A.初の女性会員、カメリア・ファルコ生誕100周年記念特別展に参加する、というものでした。
館内はレセプションや常設展示室、特別展示室などに分かれており、様々な趣向が凝らされています。
レセプションではこの博物館が開館するまでや、してからの主だった出来事について様々なものが飾られています。また、常設展示室では飛行に関して生物学、歴史、物語、技術の4つの分野についての展示を見ることができます。この2部屋も非常に興味深いのですが、本筋から離れてしまうのでここまでにしておきます。
さて本題ですが、特別展示室ではBGSの通りカメリア・ファルコに関する様々な資料が展示されています。
この部屋は大量に資料があるのですが非常に残念ながら撮影禁止であるため、写真を撮って後からじっくり鑑賞するということができません。(余談ですが、毎回多くのゲストをご案内するため、最初の方のゲストにしか撮影禁止が伝えられないことが多いです。)
しかし、この部屋はおそらくゲストがその展示をじっくり見られるように、次の部屋へご案内する以上の人数を毎回入れ込んでいるため、他の方に先を譲ればじっくりと展示物を鑑賞することが可能です。
そこで、私は今年の夏(それも誕生日)にこの特別展示室に長く滞在して文書を書き写して参りました。
チェッリーノ・ファルコがカメリア・ファルコに宛てた手紙とカメリア・ファルコがS.E.A.に入会した時の書類を模写したので後は頼みます…。僕は前者が筆記体でめちゃくちゃ読み辛くて疲れました…。 #ソアリン pic.twitter.com/XxUtAZcLT1
— ユーキャン (@yuucanium) 2019年8月27日
私は残念ながらイタリア語を読めるわけではないので、グーグル翻訳を活用して何とか読めなくもない状態にし、そこから内容を推測していきたいと思います。一部黄色く印の付いた部分は存在しない単語なので、アルファベットの一部もしくは全てが間違っているものになります…。
①チェッリーノ・ファルコからの手紙
これは大変読むのに苦労したというか、筆記体が全然わからなくてほぼ読めなかったので機会があれば誰か仇を討ってください…。お願いします…。
見苦しい部分が多く申し訳ないのですが、
・父親チェッリーノ・ファルコからカメリア・ファルコに宛てられた誕生日祝いの手紙
・出先であるフランスのバラリュック・レ・バンから送られた手紙
・こんな日に一緒にいられなくて申し訳ない
・アレッタと母親と共に素敵な時間を過ごしていますように
というのが読み取れます。
後半のよく読み取れない部分はおそらく
・健康に育ってくれて嬉しい。カメリアが元気でいてくれるから頑張れるし、探求にも力が入る。
・ここは素晴らしい場所でこんなことがあって非常に興味深い。高く飛び上がるようにカメリアも元気に育っていってほしい。
とかそんな感じなんじゃないかと思います…。
ちなみにカメリアの住所がポルト・パラディーゾのヴィア・デッレ・ヴィティとなっていますが、これはソアリンに先立って正面にオープンしたポップコーンワゴンの名前と一致しますね。直訳すると「ブドウの木を介して」となるようで、ブドウの木が植わっている(今も植わっていましたっけ?)あのザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ横の階段のあたりにぴったりの名前ですね。
また、この手紙のほかにも消印があったのでメモしておいたのですが、そちらはイギリスのオールドバラから送られたもののようですね。日付がミッキーマウスの誕生日になっています。
②S.E.A.会員の証明書
こちらは公式な文書ということもあり非常に読みやすかったです。まあそれでも色々と粗いんですけどね…。あと下の方に署名欄があり、そちらはやはり筆記体だったので一部が読めませんでした…。
入会式典の様子を描いた絵画(こちらの1枚目)やメダルと共に飾られている証明書になります。
内容は
・組織内で物事を決定するための投票権を持つ
・あらゆる税金が免除される。
・ペンやインク、登録簿、地図作成用具は無料で支給される。
・ボートのレンタルが無料
・会員権はいかなる理由であっても他人に譲渡することができない
といったところですね。
地図作成用具やボートのレンタルがなんとも探検家、冒険家らしいですね。
会長と秘書(?)の方のお名前をほとんど読みとることができなかったんですが、S.E.A.の会長はどこかで言及されたことありましたかね…?おそらく絵でカメリアと握手を交わしている男性なのではないかと思うのですが…。
以上なんですが、見てわかるようにめちゃくちゃ粗いのでイタリア語がわかる方に見ていただくか、筆記体を読める方に確認してきていただきたいですね…。
何はともあれ、この記事が皆さんの夢を見る力の手助けになれば幸いです。
ブォン・ヴィアッジョ!
2021年4月10日追記
先日インスタグラムにて、S.E.A.が大好きなLas CasyMarisさんよりソアリンの写真の使用許可の連絡があった際、ついでにこのブログを見せてみたところ「スペイン語もイタリア語も、どちらもラテン語がルーツだから少しわかるかもしれない。」とのことで文章を添削してくださいました!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!
①チェッリーノ・ファルコからの手紙(添削版)
かなり意味の通る文章になりましたね!たぶんここからはもう原語での文章ではなく翻訳精度に問題があると思うので、有識者の方がいらっしゃいましたらいつでもお待ちしております。
②S.E.A.会員の証明書
また、S.E.A.会員の証明書の方には、ご自身の知識から会長と秘書の方のお名前をご教示くださいました。ちなみに、この数年後には秘書(副会長?)のジェイソン・チャンドラーさんが会長に昇進なさったそうです。