先日、映画「ホーンテッドマンション」を見てきました。
映画内で「幽霊たちはトコジラミのようにしつこくついてくる」というセリフがあったんですが…
わかる
アレにめちゃくちゃ苦しめられた時期が僕にもありまして…。
今回はトコジラミに苦しめられた思い出、そしてどうやって殲滅したかについて書かせていただきます。
そもそもトコジラミとは
そもそもトコジラミとは何なのでしょうか。
あ~~~~~~~~~見ただけで嫌…。
間違いありません。こいつです。
吸血性の昆虫で、部屋が明るいうちは畳の隙間や壁の隙間、絨毯の裏などに隠れていて、暗くなると出てきて人間の血を吸っていきます。
吸われた場所は蚊に比べて本当に耐えられないくらいかゆいんですねこれが…。
そういった隙間に隠れるということもあり、当時調べた記憶ではたしかバルサンも効きづらいらしく、本当に業者を呼んで徹底的に駆除を行うしかなく、もし服などに付着して一匹でも妊娠したメスが残っていたら、子どもたちが近親交配でまた大量に発生するのだそうです。
過去に日本では殺虫剤の普及などで見られなくなったものの、近年海外などで殺虫剤に耐性を持った個体が生まれ、日本にも持ち込まれるようになったそうです。
たぶん、自分のところにも海外からの荷物に付着して来たのかもしれませんね…。
ちなみに、血を吸わなくても18か月は生き延びるらしく、服や家具に付着してすぐついてきてしまうので引っ越しなども解決にはならず、本当に厄介な存在です。
自分とトコジラミ
さて、そんなトコジラミとの戦いについてお話をいたしましょう。
それは、悪夢のような物語…。
はじまり
あれはたしか新卒の年だったので2018年の夏。
当時の自分は毎日革靴とスーツで朝5時に家を出て21時に帰る生活を送っていました。
そんな中で嫌に足先から脛あたりが痒くなるようになってしまい、当時は長い時間革靴を履いていたことにより蒸れたのではないかと思っていました。
また、布団カバーに血の跡がついていることがしばしばあったのですが、おそらく寝返りなどで潰してしまっていたのでしょうね。
この年は仕事でそれどころではなかったこともあり、姿を見ることはなかったものの違和感は持っていました。
後から知りましたがトコジラミは夏の間だけ活動が活発になるらしく、涼しくなってからは平和な日々を過ごしていましたが、2019年の夏、またかゆみが現れ始めました。
トコジラミとの出会い
ついに本物との対面。
最初は何の虫かわからず外に逃がしていましたが、何匹も現れること、見かけるようになってからかゆみが出てきたことから疑いの目を持ち始め、ついに正体を知りました。
この年はとりあえずこれを買いました。
一応これは虫本体に直接噴霧するだけでなく、通り道に噴霧しておくことで撃退できるとの触れ込みでした。
脚ばかりが吸われること、フンが大量に落ちていることから住み着いている場所はクローゼットだとわかっていたので、隙間という隙間に噴霧をしたのですが、あまり影響はないように思えました。
そうこうして何の手立ても得られないままにこの夏も終わっていくのでした。
トコジラミとの別れ
そしてまた夏が来てしまいました。2020年、コロナ禍の夏です。
自分は、今年も復活したトコジラミ以外にもう一つの変化に気づきました。
蜘蛛がよく家に出るようになったのです。
おそらくエサとなる虫がかなり発生したためかと思いますが、クモ、それもたくさんエサを食べたのか大き目のクモが出るようになっていました。
そこで、一計を案じ、クモを見かけるたびにトコジラミのいるクローゼットに投入し始めました。
5匹は入れたと思いますが、3匹目あたりからほとんどトコジラミが出なくなり、今ではまったくいなくなりました。
結論
トコジラミが発生したら、フンなどから生息場所を特定し、クモを放ちましょう。
虫には虫をぶつけるのが一番です。
ちなみに最初の話に戻りますが、「ホーンテッドマンション」はアトラクション要素がちりばめられていて面白かったです。